尊敬する『吉田松陰大先生』

本日は、私の尊敬する先生『吉田松陰大先生』について、書いてみます。

山口県下関市で小学校4年の3学期から中学3年間を過ごした為、松陰先生は、私の一番敬愛する大先輩になりました。(父が鹿児島なので『西郷隆盛』、母が熊本なので『加藤清正』など尊敬できる偉人はたくさんいましたが…。)

松陰語録(これより敬称略)のなかで一番心に刺さったのが、「書物をひもとくと、教訓になる言葉が随所にあって、躍々と心を打つ。
それほど書物は有益なものであるのにもかかわらず、人はなかなか読もうとしないし、読んでも、それを実行しようとしない。」でした。

小学校4年の昭和46年11月25日に『三島由紀夫』が自決した日から、読書にはまった私は、この言葉を知り、更に読書の量・ジャンルが増えていきました。
しかし、本は読んでもまだまだ実行出来ずにいる自分が情けなかったのを覚えています。 

また、「漢の黄覇は死罪を覚悟した獄中にあって、『朝に道を聞かば、夕に死すとも可なり』と言った孔子の言葉を引いて、同囚の儒学者・夏候勝から学問を受けた。我々も、その精神を手本にしよう。」現在でも、受験勉強には死に物狂いですが、進学したら途端に本も読まなくなる学生が多いそうです。
長い目で見たら、それからの読書こそが人間をつくる上に大事なのですが…。

塾生には、読書の大切さを毎回言っています。
やはり、読書好きの生徒さんは成績がどんどん向上し、中学校時代成績が良かったけど、読書嫌いの生徒さんは成績が伸び悩んでいます。
(読書の大切さを伝えても、自分の方針はなかなか変えてくれませんが…。)

黒木 昭徳

黒木数理塾 塾長・講師

そろばんの街である我が妻の故郷、小野市の数学離れをなんとかしたいと考え、2018年4月に理数専門の学習塾を開業。大学の数学まで指導する事ができ、高校においても合格が難しい生徒達を何人も合格させてきた実績あり。これまでの30年の指導経験上、数学の成績が上がると他の教科も上がることが多く、数理に特化した学力の向上を目指している。

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