学生時代を振り返る

昨日は、サラリーマン時代を振り返りましたが、本日は学生時代を振り返ってみます。

小学校4年生の2学期迄、熊本市立力合小学校に通い、その後下関の江の浦小学校に転校しました。
熊本の小学校では、3,4年の担任の安藤先生が日教組の先生だった為、自習が多く代わりに一度授業をしたと思います。

中学校は、彦島中学校と下関でも有名な(悪くて…。)マンモス学校でした。
中学三年生のとき、数学の担当の辛島先生が、就職担当だった為、その代わりに何度か数学の授業をさせていただきました。(おかげで、我が12組は成績が悪かったような気が…。)

小・中とはそれなりに成績は良かったと思いますが、受験勉強もせず、宇部高専を受験し、(父親に試験日に殴られました…。)偶々、合格しましたが、高専2年の時にクラスで最下位を2回連続でとりました。(高専は年に4回しかテストがないのに…。)

あまりの悪さに担任の富樫先生が、実家に電話をされて、親から寮に連絡が入りました。
このままでは留年すると言われたので、珍しく勉強を始め(中学時代は学年で一番を何回かとっていたので、何とかなるだろうとまだ高をくくっていましたが…。)クラスで一番になってやろうと思いましたが、1年半のさぼりはきつく、20番にしかなれませんでした。(39人中もうすでに一人いなくなっていました。)

その後はそれほど頑張りませんでしたが、順位は上がっていき何とか5年間で卒業出来ました。
卒業の謝恩会で先生3名の方が泣きながら良く卒業できたと抱擁されよっぽど心配をかけていたのだと思いました。
今では、一番上と一番下両方を経験したことが生きていて、生徒の勉強の分からない気持ちがよくわかります。

私もそうでしたが、分からない処は質問するようにと言っても、どこが分からないのか分からないので質問のしようがありません。
生徒さん達一人一人に寄り添ってどこでつまずいたのかを確かめ、本人に会った勉強法を一緒に探しています。

塾では成績が上がらないと言いましたが、黒木数理塾の生徒さん達の成績は上がっています。
それは、勉強を教えるだけではなく、自分に合った勉強方法を本人が見つけ出せたのと、やる気スイッチを本人がONにしたからだと思っています。

黒木 昭徳

黒木数理塾 塾長・講師

そろばんの街である我が妻の故郷、小野市の数学離れをなんとかしたいと考え、2018年4月に理数専門の学習塾を開業。大学の数学まで指導する事ができ、高校においても合格が難しい生徒達を何人も合格させてきた実績あり。これまでの30年の指導経験上、数学の成績が上がると他の教科も上がることが多く、数理に特化した学力の向上を目指している。

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